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日々の行持について

行持とは

仏道修行の用心は“行持道環”発心・修行・菩提・涅槃、いささかも間隙はない。僧堂での生活を「行持」という。“行事”は修行する事柄を意味し、単なるお勤め仕事や催し物も含まれる。“行持”は常に行い久しきにわたり止めざること。仏道修行は履歴獲得や就職目的でない。仏祖の行跡を護持、保任し続ける死生不離叢林の報恩行である—

瑞應寺発行「僧堂の行持」十二頁より

一月の日鑑

初詣
法戦式
寒修行托鉢

初 詣  (はつもうで)

一 日(正月三朝)

・大般若祝祷(しゅくとう)諷経

年頭三元の行事を厳修し、特に三朝は大般若六百巻の祈祷をして、国土安穏・万民富楽・山門鎮静・檀信帰崇を念じます。

十五日頃

・法戦式(ほっせんしき)

二十日頃

・寒行托鉢(かんぎょうたくはつ)

大寒を目安に、10日間ほど実施します。開始日時はお問い合わせください。

二十六日

・道元禅師降誕会(ごうたんえ)

曹洞宗開祖、永平寺開山道元禅師の誕生を祝し、報恩講式を修行します。

二月

涅槃会
涅槃会摂心小参

十五日

・涅槃会(涅槃摂心)

お釋迦様のご入滅の聖日、涅槃会法要を行います。また報恩摂心会(坐禅会)を一週間修行します。別に三月十五日には「おねはん」法会と檀信徒新亡精霊、先祖代々供養のため読立回向を併せて営みます。

三月の日鑑

おねはん

十五日

・おねはん法要

四月の日鑑

幼稚園入園式 
金毘羅大祭

八 日

・釈尊降誕会(花まつり)

お釈迦様の誕生の聖日(佛生会⦅ぶっしょうえ⦆、潅佛会⦅かんぶつえ⦆或いは降誕会⦅ごうたんえ⦆ともいいます。)
花御堂の中の誕生佛に甘茶をかけて報恩供養する。当日は、ひかり幼稚園入園式も行います。

・ひかり幼稚園入園式

・金毘羅大祭

六月の日鑑

弁天大祭

筆供養

旧十七日

・弁天大祭

鎮守の弁天様は、弁(声)と才(技)の守護神でインド伝来の神さまです。弁舌、才知、音楽等の福徳を授けられ、日本で七福神の一人として古くから尊崇されています。

・筆供養

八月の日鑑



十五日

・盂蘭盆施食会

お盆行事は、僧堂では七月、檀信徒一般には八月に供養します。八月には、住友関係殉職者精霊の墓参に各社代表が参拝します。

九月の日鑑

開山忌
開山忌報恩托鉢

廿二日

・開山忌報恩会

お彼岸中にご開山報恩供養を勤め、併せて檀信徒先祖回向を行います。

廿九日

・両祖忌

曹洞宗の両祖、道元禅師と瑩山禅師の正当供養を勤めます。(両本山では一週間)

十月の日鑑

住友供養

五 日

・達磨忌

・住友供養

十一月の日鑑

瑩山禅師降誕会

廿一日

・瑩山禅師降誕会

道元禅師より四代目の法孫、總持寺開山瑩山禅師のお誕生を祝祷します。

十二月の日鑑

成道会

八 日

・成道会(じょうどうえ)

お釈迦様のお悟りの聖日を供養します。又一日より八日暁天迄、臘八摂心(坐禅)を行います。

丗一日

・歳末法要

年窮歳尽、諸堂清掃、歳晩念誦を済ませて除夜十一時より鎮守金毘羅殿にて祈祷します。十一時四十五分第一声目、引続き鐘鼓楼の梵鐘百八声に呼応して鎮守の大梵鐘を撞きます。

月例行事について

 
○観音講・勉強会
毎月十八日午後一時より。輪蔵参拝、観音講諷経、講話。
○日曜坐禅会
毎日曜日は、七時半より一般坐禅会。毎月第一日曜七時半より坐禅、八時半より講話。
○参玄会
毎月三日間の摂心会(坐禅)。

金毘羅大祭

 
〇旧一月十日
〇旧三月十日
〇旧十月十日

法要の開始時間等お気軽にお問い合わせください。
Tel:0897-41-6563